中国人のお金についての悩みは深い

中国人のお金についての悩みは深い

中国人のお金についての悩みは深い

仕事柄、中国人に接する機会が多いですが、彼らと話していて一番盛り上がる話題は、やはりお金です。

 

いくら投資していくら儲けた、株で大損したというような話題から始まり、この携帯電話はいくらで買ったのか、かばんはいくらだったのか、など話題は尽きません。金が儲かれば満面の笑みで自慢話を繰り広げ、失敗すると失意の表情で愚痴をこぼします。

 

先日バスに乗っていたところ、小学生の男の子たちが、あるゲームをどこで買うと一番安いのかについて、白熱した議論を展開していて驚かされました。毎日お金がらみで一喜一憂させられるのも大変なことです。ただし大人の場合、本当に有用な情報は言わずに自分だけの為にとってある印象を受けます。それが彼らのしたたかなところです。

 

中国独身男の一番の悩みはやはりお金です。彼らは結婚前に家と車を所有していなければなりません。それが中国人女性の求める最低条件だからです。もし家が買えなかった場合、結婚相手の女性もそれ相応の身分の女性ということになります。私の知る限り、日本で云う「格差婚」というものを今まで見たことありません。

 

先日、ある中国人男性が私に悩みを打ち明けてくれました。彼は最近日本円で10万円ほど失ってしまったそうです。その理由はこうです。ある仲の良い友達が商売に行き詰ったのでお金を貸してくれと泣きついてきたそうです。日本の場合気軽にお金を貸したりしませんし、貸してあげる場合でも最悪を考えて紙面で契約を交わします。

 

しかし、中国ではそのようなことをするのは水くさくてみっともないことですし、その人のメンツにも関わります。人一倍メンツを気にする彼はクレジットカードをそのまま貸してしまい、お金をたくさん使われた上にカードは戻って来なかったそうです聞いてみると、一度だけでなく過去に何度も同じことがあったとのことです。

 

彼曰く、お金は無いと困るけれども、あったらあったでメンツの為にたくさん使わなければならないので、それも困るということです。


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